新規公開株

中国、外国企業の上場解禁へ投資拡大目指して

2009/07/02 19:50

【北京2日共同】中国商務省の陳健次官は2日の記者会見で、外国企業の中国株式市場への上場について「関係部門とともに積極的に検討し、外国の優良企業を適当な時期に上場させたい」と述べ、上場解禁に踏み切る姿勢を示した。外資による対中直接投資額は今年1~5月の累計で前年同期比20・4%減の340億5千万ドル(約3兆3千億円)と大きく落ち込んでおり、陳次官は対中投資を拡大基調に戻すための一環として上場解禁に触れた。上場が解禁されれば外国企業が人民元で容易に資金調達できるようになり、中国市場での知名度向上にもつながるとみられる。また市場関係者によると、中国の証券監督当局には国内の証券取引所の国際化を進めたい意向があるという。米中両政府は昨年6月の戦略経済対話で、外国企業の中国での試験上場を検討することで一致した。日中間でも今年6月に東京で開かれたハイレベル経済対話で、両国の証券取引所の連携を強めることで合意している。海外から上場解禁を求める声が強まっていることも次官発言の背景にある。

【共同通信】